無事これ名馬
6月末日をもって、最も職歴の長いベテラン社員さんが75歳で引退されました。
創業直後から弊社に関わり、幹部社員として芙蓉工業の礎を築いてきた一員です。
退職当日には、人柄や貢献度を讃えられ、社員一同から暖かく送り出された光景はとても感動的でした。
年末には、熟練の溶接工の方も70歳で勇退される予定です。
人手不足が危惧される中、体力や意欲に合わせた定年後の長期雇用を支援してきました。
並行して現役世代への技能承継が急務となりますが、十分な期間を設けて滞りのないように取り組んでおります。
先日、天井クレーンと動力プレス機の自主検査を一斉に行いました。
自主検査とは言っても、いずれの機器も点検が法定義務となっており、それぞれ専門の業者に依頼することになります。
弊社で使用するプレス機の中には60年前に作られたものもあり、創業当時から今も現役で活躍してくれています。
故障なく稼働してくれる設備たちもまた、社員同様に弊社の大切な財産です。
ちょうど健康診断を終えたばかりの今、社員の皆さんの健診結果がとても気になります。
オーバーホールを重ねた機械設備のように、安全で末長く活躍できるよう心掛けたいものです。